駅員失格

朝どうにか間に合う時間に起きられて(というかほとんど寝てないような)、家を出る。
在来線の入口から入り、東京駅の構内を小走りに新幹線改札に向かい切符を自動改札に通す。扉が閉まる。確かに複雑だからしょうがないか。今まで有人改札を通ってきたし。今回も同様に有人改札に向かう。朝一の新幹線にはどうにか間に合いそうだ。
切符を目の前に居た女性駅員に見せる。「これでは乗れません」と言われる。はぁ?「印字面を良く見ろ」と言う。「いや、これでは乗れません。大阪→京都の乗車券ではだめです」
確かに一番大きく書かれている文字はその通りだ。しかしその下に経路がきちんと書いてある。当然「東海道」の文字もある。「西大路→大阪」の切符も丁寧に見せている。
「よく見てくれ。わからないのかね?」こちらは時間ぎりぎりなのでかなりいらついている。声も非常に低く強い調子になる。後ろには数人並んでいる。
駅員が、そこをどいて後ろの人を通すように指示する。かなりいらつく。彼女はまだ印字面の理解ができないらしい。改札に人がたまってしまったため、もう一人の駅員が出てくる。彼女は彼に切符を見せる。彼は東海道の文字を見つける。「大丈夫ですね、これ。」ようやく通してもらえる。
朝一ののぞみのホームに上がる。時間は間に合うはずだったが、さようなら。向かいに止まっていた二番列車に乗車。とりあえず間に合うようなのでよし。しかしいらいらはおさまらず。
JR西日本JR東日本と改札をいくつも問題なく通り抜けてきたのに、JR東海はだめだめですな。もう一度社員教育をどうにかしてくれ。大阪→京都なのに、大阪市内→京都市内なんて印字されないだろ。そのくらい、その経路を含む路線の駅員なら知っておけってんだ。