京都裏道ぶらぶら

昼過ぎから、帰省に向けてのお土産を買うために京都に行ってきました。ついでにPEN-EEを片手に京都の普段は歩かないような裏道をぶらぶら。α-7も一応持ち歩いてはいましたが、結局一度も使うことはありませんでした。今日の目的は散歩と土産でしたから。
まずは阪急で京都入り。河原町で降りました。なんとなく初めて通る道を行こうということで、木屋町通りをぶらぶら。まったく知らなかったのですが、風俗街だったのですね。一人で歩いていたら、何度も声をかけられました(苦笑)
少し歩いてもあまり景色が変わらなかったので、先斗町に入ってみました。日曜とあってか観光客が多かったのですが、それでも路地に風格ある飲食店が立ち並ぶ光景は、なんともいえない風情がありますね。
三条で鴨川を渡って向かい岸に行ってみました。郵便局があったのでお金を下ろして、今度は下ってみることに。ほとんど人のいない路地を歩いていくと、今度は祇園に出ました。さすがに観光客が多くいましたが、それでも混雑という感じではありませんでしたね。舞妓さん(たぶんモデルさん)の取材撮影をしているのを横目で見ながら、きれいに咲いた梅などの写真を撮っていました。
マニュアルカメラ特有のシャッターチャージが、なんとも心地よいタイミングを生み出してくれて、気分よく撮影ができます。こういうのがマニュアルカメラのいいところ。α-7という機能の面でまったく不満の無いカメラを使っていても、到底機能の面でかなうとは思えないマニュアル一眼レフが欲しくなってしまうのは、こういう理由かもしれません。デジカメでは真似できませんしね。あ、RD-1はその機構を取り入れているんだったか。ちょっと気にはなりますかね。
祇園を抜けて再度鴨川へ。今度は鴨川の川辺の道を丸太町橋まで。その手前の飛び石を渡って対岸に行き、そこで裏道に入ってみました。
ぶらぶらと歩いてみると、チベットレストランなるものを発見。準備中だったので入れませんでしたが、今度行ってみたいものですね。
二条に出てからもさらに下っていくと、高瀬川が現れます。高瀬舟が浮く高瀬川は有名な光景ですが、よく考えたらきちんと来たことはありませんでした。他に観光客もいなくて静かなものでしたが、ぼーっとするにはちょうどよかったでしょうか。
そこから京都市役所の交差点に出て、そのあたりで食事。その後、もう一箇所有名なのに行っていなかった本能寺を見に行きました。想像していた以上に大きな寺ですね。商店街の真ん中にある割に、ずいぶんと立派な本堂でした。
そこから二条まで歩いて、小川通までのんびり徒歩。生活感漂う京都の町並みを堪能できました。テレビだかどこかで見たことのあるラーメン屋も見つけましたし。
二条を西に進み、二条城の手前まで来れば、目的地である二条若狭屋に到着です。ここのお菓子が個人的に大好きで、またどこに持っていっても喜んでもらえるので、お土産に重宝します。買いに行くと、必ずしそ茶とお菓子を出してくれるのもうれしいですしね。
焼き菓子と干菓子を購入。ついでに、前に行ったときになかった金平糖があるかどうか聞いてみました。店頭には今回も無かったもので。
店員さんに聞いてみると、「量り売りならありますよ」とのこと。小ぶりに袋に一杯いれてもらいました。
金平糖好きなんですよ。あの星のような形もよいですし、その味もよいです。甘すぎるわけではなく、なんとなくほっとする味とでもいいましょうか。なんとなく手にとって、ぽりぽりと食べてしまいますね。これが、自分へのお土産です。
金平糖といえば、宇宙のステルヴィアでしょうか。この作品は、面白いというほどではなかったんですが、結局最後まで見てしまいましたね。
それにしても、もう5年以上ずっと年2〜3回ほど買いに行っていますが、店頭で他の客に会ったのは一度だけ。儲かっているのでしょうか。余計な心配だとは思いますが…。
二条若狭屋を出てから堀川通を下って三条へ。ここから三条の商店街をぶらぶら。大宮通との十字路に出たので、阪急四条大宮駅に行きました。そこから茶色の列車に乗って、のろのろと家に帰りました。