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あせる。 とりみだす。 どうしよう。 だけどゆくさきは、 あかばかり。
風がふとやみ、 低い日差しに照らされる。
何でもない路地裏の景色も、 いつ消え去るかわからない。 でも、変化が悪い事じゃない。
フェンスに囲まれて静かに眠る。 傘は何かの手向けか。
早くも日本海の波は高くなる。 この景色もまた、今は昔。
船溜まりに風が吹き、 干した作業着がゆらゆらと揺れる。 まぶしさのあまり目を細めるも、 閉じたくないのは懐かしさのせいか。
眼前の雲海は、しかしまだ通過点。 あの雲の上を目指すんだ。
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